【LINEスタンプの作り方】売上と収益は?
Sai.です。
先月、初めてLINEスタンプを作ってみました。
販売してから約1ヶ月経ったので、今まで自分でやってきたことをまとめてみようと思います。
- 自分でLINEスタンプを作ってみたい人
- 売上や収益について知りたい人
LINEスタンプを作る方法
スタンプを自作販売する方法は2つあります。それがこちら。
- LINEクリエイターズマーケットのマイページから作る
- LINEクリエイターズスタジオのアプリで作る
簡単な違いをご説明します。
1.クリエイターズマーケットのマイページから作る
PCからログインできる環境と、PNG形式の背景を透過処理した画像ファイルを自分で用意する必要があります。それさえできれば、自由度の高いスタンプが作れるので「オリジナリティを出したい」という方は、こちらで作るのが良いでしょう。また、売れたら分配金がありますので、収益化を目指せます。
2.クリエイターズスタジオのアプリで作る
専用のアプリをダウンロードすれば、お気に入りの写真を加工してスタンプにすることができます。お子さんやペットの写真をスタンプにしたい、仲間内で使いたい、という方は簡単で良さそう。こちらは本人に限り無料でダウンロードが可能です。ただこのアプリから作ったスタンプは、売れても分配金がありませんので注意が必要です。
作成手順
今回はクリエイターズマーケットのマイページから作る方法をご説明します。
まずは登録、マイページへ
クリエイターズマーケットにLINEアカウントでログイン。
情報を入れたら、登録したメールアドレスあてに仮登録のメールが届くので、そこから本登録します。
マイページに進んだら新規登録をクリックして、スタンプ情報の入力に進みます。
スタンプ情報の入力
次にスタンプの情報を入力していきます。
画像で赤く囲ったそれぞれのタブごとにご説明します。
表示情報
スタンプ名、スタンプの説明、作者名などの詳細情報を入力します。特に難しいことはないんですが、英語でも入力しなくちゃいけなくて…苦手な私はなんとなーくで入れときました。ちなみにスタンプは英語でstickersだそうです。それすら知らなかったー。
スタンプ画像
ここから画像をアップロードします。 スタンプの数は8、16、24、32、40個から選択可能。沢山ある方がお得感があるだろう、と思って私は40個にしました。ちなみにスタンプ以外にスタンプショップのメイン画と、トークルームタブの画像も必要です。これはスタンプをトリミングして作るのが良いんじゃないかと思います。
タグ設定
タグを設定しておくと、LINEのトーク画面で入力した文字にあたるスタンプを自動的に候補としてあげてくれます。そう考えるとこの設定は必須…。ただ膨大にあるタグの中から見つけるのはかなり大変です。放っておけば承認後2〜3日で自動でタグ付けしてくれるので、申請前にわざわざつける必要はないと思います。これ、あとから自分で変えることもできますよ。
販売価格情報
120円、250円、370円、490円、610円から選択できます。販売されているクリエイターズスタンプを見るとだいたい120円だったので、深く考えずに私もその値段に設定しました。
申請して待つ
スタンプについての情報を入力したら、あとは申請して待つだけ。私の申請期間は、約1日でした。万が一NGの場合は訂正箇所を教えてくれるので(一度突き返されました)申請自体は簡単です。
申請が通ったらマイページにログインしてリリースボタンを押せば、1~2時間で販売が開始されます。
収益について
作者に対する分配金はこちら。
スタンプの売上(Apple、Goole等の手数料30%を除く)× 50%
ややこしいのが売上がLINEコインで換算されること。
例えば、120円のスタンプは50コインです。50コインは現在1.76円。
計算すると、50コイン × 1.76円 × 70% × 50% = 31円 となります。
1,000円の分配金に達すると、翌月送金申請が可能になります。これってつまり、1,000円に達しないと支払われることすらない、ということですね。
受け取る方法は、銀行振込かLINE Payへの送金、どちらか選べます。銀行振込は手数料550円、LINE Payへの送金手数料は無料です。でもLINE Payから銀行へ出金したい場合は220円手数料がかります。つまり、LINE Payの電子マネーとして使うのがいちばんお得です。
こうやって書いてみると手数料ばっかり。結構シビアですね。
1ヶ月の売上について
私はこの1ヶ月で、2つのLINEスタンプを販売しました。
リンクから飛べない場合は、LINEのスタンプショップでスタンプ名で検索。”クリエイターズ”のタブをクリックしてみてください。
それぞれの売上グラフがこちら。
2歳児スタンプ
おじさんスタンプ
最初の2日間が勝負で、それ以降はなかなか…。私はブログやTwitterでお知らせして、このような感じでした。何も宣伝しなかったら1つも売れなかった自信があります(笑)。
おかげさまで、この1ヶ月、2つ合わせて家族でマクドナルドに行ける位の売上になりました。ご購入いただいた方、本当にありがとうございます。と書いてたら食べたくなってきた。今日はマクドナルドにしようかな…。
ちなみに、発売するとすぐにスタンプショップの新着欄に載りますが、新しいスタンプに押し出されて、約1日ほどで見つけられなくなります。スタンプショップからカテゴリーなどで検索することもできますが、山ほどあるスタンプに埋もれちゃって、なかなか難しいと思います。
やってみて思ったこと
やってみてまず思ったのが、40個のスタンプを作るのって結構大変…ということ。 主婦業の合間に真面目にコツコツ描いて、1週間はかかりました。申請や審査は簡単なんですけどね。
正直収益が期待できるものではないので、自分が作りたいものを趣味の一貫としてスタンプにしていこうと思います。あといくつか作ってみたいスタンプがあるので、しばらく楽しめそうです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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