初心者が本を参考に服作りしたはなし
Sai.です。
裁縫初心者の私、服を作りました。
本をきっかけに「ちょっとやってみようかな」という気持ちではじめたのですが、お裁縫レベルは子供の入園入学用品を数ヶ月前に作った程度で、ミシンを手に入れたのもその時です。
そんな私でも服が作れたよ!楽しいよ!っていうことをお伝えする記事になってます。
あと服作りの意外な効果を発見したので、それについてもまとめてみました。
きっかけはこの本
無謀にも服を作ってみようと思ったきっかけは、子供の絵本を買うために入った近所の本屋で出会ったこの本です。
これに載ってるお洋服がどれも可愛くて「一目惚れ」しました。
こういった分野に詳しくない私は存じ上げなかったんですが、著者の園田瑞枝さんは「FLAVOUR WORKS」というご自身のブランドをお持ちで、岡山県を中心に活動されているそうです。
びっくりしたのですが、そのブランドで定番アイテムのパターンも一部載っていました。
太っ腹すぎませんか?
この本に載っている洋服が自分好みの生地で作れるなんて…え、すご…。
もうやりたくてたまらない!という衝動が抑えられなくなりました。
初心者でも服は作れるのか?
本を買ったはいいけど、まずは基本が分からない。
まずはお裁縫の基本をおさらいするところからスタートです。
初心者は本には載っていないレベルから分からないので(笑)。
ここで頼りになるのはお裁縫のプロpokkeさんのサイトです。
\pokeさんのサイトはこちら/
「初心者さん向け」とタイトルについてるのはどれも必読です。
生地の縦横、表裏の見分け方や、水通し、地直しの記事などを参考にさせていただきました。
それと別に、布生地素材の特徴を色んなサイトを参考に下調べしておきました。
次に「いつかやろうと思ってた〜」で終わらないように、とりあえず布を買って、作るしかない状況に自分を追い込みました。笑
いっぱい布を買ってしまったので
— Sai. (@Sai31844751) 2021年5月12日
もう後には引けない… pic.twitter.com/vB54kjZcnV
ユザワヤで大量に布を買ったら「ゴールド会員になりませんか?」とか勧められて、危うくサインしそうになったけど自制。
だって年会費3,300円だもん。
いくら割引率が高くなるとはいえ、次があるかも分からない初心者にはいらないかな、と。
やってみたら大変だった
ワクワクしてたのであまり感じなかったのですが、冷静に振り返るとすーごく大変でした。
水通しして、干して、アイロンかけて、型紙写して、裁断して、ミシンで縫う…。
慣れないのもあって何日もかかりました。
縫い付けるところを間違えて、何度もやり直したり…。
白い布地にコーヒーをぶちまけて洗い直したり…。
とはいえ、「今日はここまで。明日はこれやろう。」とか考えるのも楽しかったです。
もう少しで出来上がりそうとなると終わらせるのが惜しくなったりもしました。
できた服はこれ!
そしてできた洋服はこちらです。
いちばんのお気に入りはカーキのロングスカート(左)です。
素材感(リネン100%)と色が好みの布地をたっぷり使った、裾が特徴的なギャザースカート。
フレアパンツとブラウスもこの夏たくさん着たかったので、コットンとリネンの生地で、普段使いできそうな色にしました。
ちょっとヨレちゃったり、ポケット左右逆につけちゃったりしましたが、自分で着るモノなので問題なしです。笑
コーディネートを考える
自分で作ったら、「どうやって着ようかなぁ」と考えるのも楽しかったです。
今回作った上下でコーディネートしても良いし…。
あとは、手持ちの洋服と合わせるのも良いな。
Mサイズの型紙で作ったんですが、結構大きめの作りだったので、コンパクトなものと合わせるとバランスが良かったです。
ちなみに、上の画像で合わせてるジーンズとトップスは全部ユニクロです。
\ユニクロについて語ってます/
初心者が考える服作りの効果
服作りは、好きな生地で、欲しい形の服が作れるのがいちばんの魅力ですね。
あとは値段が安く作れること。
今回私が作った洋服の原価は一着あたり1,800円~4,000円程度です。
作業賃金を考えるとすごく時間がかかってるので、ちょっと話にならないんですが、まぁ、そこは含めません(笑)。
意外な効果としては、「作るのが大変な分、少ない数で大切に着よう」と思う気持ちが芽生えたこと。
作ってる間に手持ちの洋服とどうやって合わせようか考えることができるから、アイテムを無駄に増やさなくて済みます。
この夏は今回作った3着とプラス手持ちのアイテムで着まわす予定です。
実はあと二種類布地を買ってあるんですが、ある程度満足したので、一旦終わらせることにしました。
この夏用にもう一着作ろうか、来年のお楽しみにとっておこうか、そうやって迷えるのも服作りの魅力かもしれません。
まだまだ作りたいものがたくさん載ってるので、しばらく楽しめそうです。