子供の肘が外れそうになったはなし(4コマ)
Sai.です。
先日、3歳の娘の肘が外れそうになって、夜間に整形外科で診てもらいました。
娘は手を引っ張られた後に、痛がって腕を下げたままで動かさなくなり、
この症状は「肘内障」といって、5歳以下の子供に多くみられるそうです。
その場で先生に整復をしてもらい治ったので、今は何ともありません。
とはいえ、一度なると繰り返しやすいので注意が必要です。
小さなお子様をお持ちの方に是非知ってほしくて、経験談を4コマの記事にしてみました。
良かったらご覧ください。
きっかけはこれ
きっかけは姉妹で遊んでいて、腕を引っ張られたからです。
次女は右腕を抑えて泣き喚いてました。
あまりの痛がりっぷりに「いつもと違う」とすぐ感じたのですが、抱き上げた瞬間、気を失うように眠ってしまいました。
どうするべきか迷ったので救急相談センターに電話したところ、「ひとまず起きるまでは様子を見てください」とアドバイスを受け、見守ることに。
腫れてもないし、指先がピクピクっとは動いていたので、時間が経てば治るかな?とも思いました。
しかし、2時間ほど寝たところで寝返りをしようとしたらしく、腕が痛くて起きてきた次女。
「こりゃだめだ。」と腹を括って夜間診療できる病院を探しました。
(隣の市の病院がやってました…結構遠かった)
夜間の診察
病院についたのは21時すぎ位。
荷物もあるし、次女は動こうとしないし、同居してる義母に同行してもらいました。
(捨てようと思ってたエルゴの抱っこ紐をひっぱり出してきました。耐荷量アウトかも。)
誰もいない病棟。(受付のお姉さんと警備員さんはいたけど)
対応してくれた看護師さんと先生がまぁまぁインパクトのある方でした(笑)
症状を伝えると「あ、それは肘内障ですね。」と即答。
すると先生が「ヨイショ」と腕を曲げて手で整復をしてくれました。
早すぎて何が起こったのか分からなかったです。
そして、しばらく待合室で腕が動くか試してみてくださいと言われました。
治った?やっぱり素人には分からない
1度目の整復をした後、立とうとすらしなかったのが、立って歩くようにはなったので、少しは楽になったようです。
しかし完全には治っておらず、痛めた右腕を動かそうとしませんでした。
その姿を遠目で見守っていた先生がまたも早技で整復。
すると今まで痛がっていたのが嘘のように次女は腕を動かせるようになりました。
そして、帰路に着いたのは深夜12時を過ぎ。(げっそり)
まとめ
肘内障(ちゅうないしょう)とは何かをまとめてみました。
実際に体験したことと、受診時に先生から聞いた話をもとにしています。
【肘内障とは?】
原因と症状 | 子供が手を引っ張られた後などに、痛がって腕を下げたまま動かさなくなります。 |
どうしてそうなる? | 靭帯から外側の骨が外れかかることによって起ります。 |
診断 | 受傷時の状況と、本人の状態をみて診断します。レントゲン検査をすることもあります。 |
治療 |
徒手整復で治します。その後はいつも通り腕を使用できます。繰り返すこともあるので注意が必要です。 |
先生には「また同じ症状がでたら、自分でどうにかしようとしないですぐ受診してくださいね。」と念押しをされました。
小さな子供はきちんと症状を伝えられないし、どれだけ痛いか言葉で表現できません。
いつもと違うと思ったら、すぐに受診したほうが良いですね。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。